ギタリスト 金谷幸三さん 3枚目のアルバム

 関西を中心に活躍する和歌山市のクラシックギタリスト、金谷幸三さんが3枚目のアルバム『ラブ・ソングス』を2月14日に発売した。「恋愛中の楽しい出来事を思い返しながら、恋人と、あるいは夫婦で聴いてもらいたい」と笑みを見せる。

 18歳でフランスへ渡り、パリ国立高等音楽院でクラシックギターを学んだ。2011年に11弦ギターの響きを生かした1枚目のアルバム『失われし望み』、18年にギター初心者向けの曲をまとめた2枚目のアルバム『禁じられた遊び』を発表した。

 3枚目のアルバムはラブソングをテーマに、シャンソン『パリに帰りて』や、金谷さんが編曲したクリスマスソング『プチ・パパ・ノエル』など20曲を収録。耳元で愛をささやく恋人の声のような甘く切ない響きが、言葉以上に雄弁に愛を奏でる。「ラブソングの歌詞から受けるイメージを、フランス語の発音のようにギターで表現しました。楽器で歌うとはどういうことか、純粋に楽しんでください」と熱を込める。

 2970円。アマゾン、金谷さんのHPで販売。3月15日㊐午後3時、和歌山市湊のピノテラスで発売記念ライブを開催。2800円、当日3000円、高校生以下1000円。同店(073・488・6308)。

(ニュース和歌山/2020年2月22日更新