お城は仮設の手洗い場増設

 桜の見ごろが近づいてきた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためのイベント自粛が続く中、和歌山城は仮設手洗い場を昨年の2台から4台に増やし、露店にはアルコール消毒を備えるよう求めるなど対策を進めている。なお、16日時点で出店やシートを広げての宴会を認めるかどうかは検討中で、和歌山城整備企画課は「せきエチケットや手洗いを心がけ、春の和歌山城を散策してほしい」と話す。

 また、海南市阪井の亀池公園はライトアップと4月5日㊐の亀池さくらまつりを取りやめる。同市産業振興課は「今年は臨時駐車場を設けないので、車での来園は控えて」と呼びかける。また、紀の川市竹房の百合山で予定していた4月4日㊏の新四国花祭りも中止となった。

 このほか、主なスポットの対応は上表の通り(3月16日現在)。紀三井寺は昨年まで同様、シートを広げての飲食は禁止で、「そぞろ歩きでのお花見を」と話している。

(ニュース和歌山/2020年3月21日更新)