新型コロナウイルスの影響で小中高が臨時休校となる中、和歌山市黒田の和歌山コンピュータビジネス専門学校は10日、同市手平のビッグ愛で、参加者数を縮小して卒業式を実施し、出席できない学生や保護者向けにインターネットを使って配信した。

 卒業生144人のうち、式には優秀学生や皆勤賞を受ける学生ら16人が出席。三木繁清校長の式辞や卒業証書授与など、約1時間生中継した。

 日髙亜季校長代理は「急きょ1週間前に配信を決めたので不安でしたが、IT技術を使いなんとか開催できた。最後に会えなかった学生たちがいるのは残念。ただ、生配信時の視聴者数が144人だったので、みんな見てくれたのでは」と話していた。

(ニュース和歌山/2020年3月21日更新)