34本の旗が大集合

 夏の和歌山を彩る「おどるんや~紀州よさこい祭り」が7月31日2016073011_yosabunndara(日)と8月6日(土)、7日(日)、48回目を迎える「紀州おどり~ぶんだら節」が6日、和歌山市で開かれる。

 いずれも風物詩として定着しており、城下町を熱く盛り上げる。  2004年に市民有志が始めたよさこい祭りは今年、県外15チームを含む88チーム、3600人が、けやき大通りや本町通り、和歌山城など11会場で舞う。

 各チームの小旗、大旗を集めた「旗乃國(きのくに)~城下爛漫」が7日午後7時55分からけやき大通りで行われ、25チーム、34本の旗が乱れ舞う。和歌山市内の12小学校、300人でつくる「おどるんやキッズ連」は7月31日午後4時56分にマリーナシティ、7日3時55分にけやき大通りで元気いっぱい踊りを披露する。

 地元飲食店32店が出店する「よっちゃげて旬店街」は6日午後4時からと7日2時から砂の丸で。西の丸広場では7日午後2時から「子どもわくわくパーク」と題し、踊り子に贈る個人賞メダルや鳴子作り体験、踊りの講習会。会場と時間はHP参照。NPO紀州お祭りプロジェクト(073・426・4424)。

吉宗将軍300年記念賞

 紀州おどりは59連、6000人が参加する。午後4時50分、公園前交差点で和歌山市のモデル、本谷紗己さんと、タレントの大河内美紗さんによる開会セレモニー。『正調ぶんだら節』をアップテンポに変えたニューバージョンで踊り歩く。

 5時50分から黒潮躍虎太鼓の演奏と雑賀鉄砲衆の号砲で、『正調ぶんだら節』がスタート。本谷さん、大河内さんも市役所連に参加する。

 また、吉宗将軍就任300年の記念賞を設け、吉宗らしい工夫を凝らした連に特別賞を贈る。  西の丸広場では午後4時半から縁日横丁、6時~9時に来場者が自由に参加できる輪踊りがある。市観光課(同435・1234)。

(ニュース和歌山2016年7月30日号掲載)