KenTakaseki_dc 県第九合唱団は師走恒例の公演「歓喜の大合唱」を12月11日(日)午後2時半、県民文化会館大ホールで開く。京都市交響楽団常任首席客演指揮者の高関健さん(写真)がタクトを振り、約100人の団員が平和を祈って、ベートーヴェン『交響曲第9番』を響かせる。

 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者も務める高関さん。国内オーケストラのほか、ウィーン交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団など海外での客演も多い。県第九合唱団の公演に出演するのは23年ぶり3回目。管弦楽は18年連続で京響が務め、ソプラノの周防彩子さん、バリトンの三原剛さんらソリストも出演する。当日は『第九』の前に、京響がベートーヴェン『コリオラン序曲作品62』も披露する。

 SS席6000円、S席5000円、A席4500円、学生2000円。県文、和歌山市民会館ほかで取り扱い。音楽愛好会フォルテ(073・422・4225)。

(ニュース和歌山2016年11月26日号掲載)