保健、子育て、生涯学習の拠点となる複合施設「河西ほほえみセンター」が5月1日(月)、和歌山市松江の市民テニスコート跡にオープンする。妊娠、出産、子育てにかかわる支援を集中してできるのが特徴。

市民図書館初の分館も

 西保健センター、市民図書館西分館、地域子育て支援拠点施設の3施設からなる。5万冊を収蔵できる市民図書館西分館は、初めての分館として市北西部の図書館サービスを担う。当初は1万4000冊でスタートし、半数以上を児童書や子育て世代向けの図書とする。

 保育士が常駐する地域子育て支援拠点施設は、専門家ならではの乳幼児支援をはじめ、子育てにかかわる講習会や相談会を開く。西保健センターには子育て世代包括支援センターを併設する。

 3施設の入口は同じで行き来しやすく、検診時の読み聞かせ会、栄養や生活に関する講演時に関連図書設置といった連携事業を計画。西分館と子育て支援拠点は月曜、保健センターは土日休み。

 オープンを記念し、西分館で1日午前10時半からたんじょうおめでとうミニミニコンサート。2日(火)午後1時に紙人形劇、7日(日)午前10時半、11時5分にえいご絵本読み聞かせ。このほか、乳児〜小学生対象の読み聞かせ会を随時行う。西分館(073・455・3210、1日〜)。

(ニュース和歌山より。2017年4月29日更新)