JC和歌山ブロックが動画配信

 国連が掲げる17の目標「SDGs」。何気なく会社で行っていることがSDGsに当てはまっていることを知ってもらおうと、日本青年会議所和歌山ブロック協議会は「発掘! あるあるSDGs」と題した動画の配信を始めた。

 6月29日公開の第1弾では、紀の川市貴志川町の大原運送を取材した。体調管理が難しい長距離ドライバーには、他の従業員より多い年2回の健診を実施していることが、項目3「すべての人に健康と福祉を」、トラックの荷台で使うライトをLEDに変えたこと(写真)が、項目7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に該当。普段の取り組みがSDGsとつながっていると紹介した。

 同協議会総務広報委員長の今村哲朗さんは「SDGsとの言葉は知っているけど、具体的に理解していない人が多い。ちょっとしたことから始められるんだと気付いてもらい、さらにどんなことができるか、また家庭で実践できないか考えるきっかけになれば」と話す。

 第2弾は8月末配信予定。詳細は「和歌山ブロック協議会」。

(ニュース和歌山/2021年7月24日更新)