女性の生活向上や社会進出のために活動するボランティア団体、ソロプチミスト和歌山紀ノ川が30周年を迎え、記念事業を展開している。玉置登世子会長は「地域に根ざした活動を意識し、続けてこられたのは協力してくれた方々のおかげ。この1年で30年分の感謝を伝えたい」と語る。

 これまでコンサートやバザー、講演会などを開き、集まった収益や寄付を女性支援のために活用してきた。30周年記念事業では、DV被害や極度の貧困から一時保護された人の自立を支援するため、基金を県女性相談センターに設立する。また、昨年10月オープンの和歌山城ホールにグランドピアノ、海南市日方のノビノスへ50万円分の絵本を寄贈した。

 

(ニュース和歌山/2022年1月22日更新)