和歌山県がHP開設

 成年年齢が18歳に引き下げられる4月1日を前に、和歌山県は消費者トラブルを啓発するサイト「今日からO(オトナ)─18」を開設した。

 成人になると親の同意なしで携帯電話やローンなどを契約できる反面、未成年者の消費者被害を抑止していた未成年者取消権が使えなくなる。これにつけ込み、社会経験が乏しい若者をねらった悪質商法の増加が懸念される。県内は親元を離れ都市部へ進学する学生が多いことから、親世代も含め注意を促す。

 トラブルの事例や未成年者取消権、相談窓口などを掲載。和歌山県庁県民生活課は「大切なのは若者自身が知ること。まずは親子で話し合って」と訴える。
 和歌山県HPからリンク。同課(073・441・2342)。

(ニュース和歌山/2022年1月29日更新)