アート作品ずらり

 大きな段ボールに黒い絵の具でダイナミックに描かれた虎が、和歌山城観光バス駐車場西側の芝生広場にズラリと並び、訪れた人を驚かせている。

 城をアートで活性化させようと、天守閣への登城をサポートする会「城プロジェクト」が4日、「みんなで虎を描こう!」と題してワークショップを実施。和歌山城は虎伏城とも呼ばれることから、小学生から大人まで20人が、思い思いの虎の絵を段ボールに完成させた。中には1畳半ほどある作品も。参加者は「こんなに大きな紙に絵を描く機会はめったにない。次はもっと男前の虎にしたい」と楽しんでいた。

 同会の川島寛昭代表は「西の丸広場で制作中、車で近くを通った人が、『思わず2度見してしまった』と言うほど迫力ある作品が並んでいる。お城をバックに記念写真を撮ってもらえたら」と話している。

 展示は6月18日㊏までの午前10時~午後4時。雨天中止。川島代表(073・460・3653)。

(ニュース和歌山/2022年6月11日更新)