eスポーツ連合 プログラミング指導

 パズルゲーム「ぷよぷよ」を使った子ども向けのプログラミング講座が1月29日、和歌山市民図書館で開かれた。対戦型テレビゲームをスポーツとして楽しむ「eスポーツ」の普及を目指す和歌山eスポーツ連合と、プログラミング講師が共同で実施。小学生6人が、キャラクターの動きを操作するために必要な数式や記号などを使ったコードを入力し、動作を確認しながらゲーム作りを体験した。

複雑なコードを入力しプログラミングする

 子どもたちは、4色ある「ぷよ」と呼ばれるキャラクターが、同じ色同士で縦や横に4つ並ぶと消えるように設定。画面上で正しく動作するのを見て、「本当のゲームみたいにできた」「ちゃんと『ぷよ』が消えたよ」と喜んでいた。

 講座後は「ぷよぷよ」で対戦した。5年の安田千鶴さんは「いつも当たり前に楽しんでいるゲームが、いろんな数字や記号の組み合わせで作られていると初めて知った。他のゲームはどうやってできているのか、興味がわきました」とにっこり。

 指導した高橋夢加さんは「今後、学校で必要となるプログラミングを、より楽しく、身近に感じられるよう、eスポーツと組み合わせました。『これを入力したらこうやって動く』というひとつの形だけでなく、『この数式を別の記号に変えたらどうなるんだろう?』と、一歩先まで興味を持ってもらえたら」と期待していた。

(ニュース和歌山/2023年2月4日更新)