高校生に建設業界の最新技術を学んでもらおうと、和歌山市六番丁の小池組は2月3日、3D設計支援ソフトを同市西浜の和歌山工業高校に貸与した。小池康之社長は「コンピューター上の仮想空間で建物を立体的に表現できるシステム。その可能性を肌で感じてほしい」と話していた。

小池組社員(右)から使い方を学ぶ

 この支援ソフトを使うと、設計した建物を画面上で立体的に見ることができるため、完成形をイメージしながら作業を進められる。一つのデータを変えるだけで、平面図、立面図、数量表など全てが自動的に修正され、変更にかかる時間を大きく削減できるのも特徴。和工によると、このソフトを導入するのは近畿の高校で初めてで、今後、同社社員が月1~2回、使い方を指導する。

 建築科2年の小田川冴介さんは「部材一つひとつの価格といった情報が分かるのも便利。使いこなすのに技術は必要だが、最先端のソフトにふれられるのはありがたい」と喜んでいた。

(ニュース和歌山/2023年2月11日更新)