和歌山県立自然博物館(海南市船尾)が8月22日、県指定天然記念物のオオダイガハラサンショウウオ(写真)の常設展示を始めた。全長約20㌢で、平均10㌢ほどのサンショウウオ属では最大級。

 生きた状態での展示は19年ぶりで、同館の高田賢人学芸員は、「渓流の冷たい水を好むため飼育が難しかったが、冷却装置付きの専用水槽を導入しました」と話している。同館(073・483・1777)。

(ニュース和歌山/2023年9月2日更新)