今年も幅広い分野で活躍された方々に紙面を彩っていただきました。そんな皆さんへ贈るニュース和歌山大賞。編集部が選んだのはこの6人です。

 

ビューティー部門 ミセス・オブ・ザ・イヤー・ワールド 西本桂子さん 

〝前向き〟が世界を魅了

 外見に加え、知識やチャレンジ精神など内面の美しさを競う世界大会で、25ヵ国68人の中から年代別など全5部門をあわせた総合グランプリに輝きました。これまで通り歌謡教室の講師をしながら、現在は後進育成のための指導者、さらには大会の審査員として活躍。地元では、『生涯、自分の足で歩く』をテーマに健康ウォーキング講座を開催。「これからも〝前向き〟に歩んでいきます」と目を輝かせています。

 

 

 

 

スポーツ部門 和商相撲部  西出大毅さん

高校横綱筆頭に個人3冠

 2月の選抜弘前大会で団体優勝した後、3月の新人大会では、個人で無差別級を制覇。8月にはインターハイで並みいるライバルを寄せつけず、決勝では立合から左上手を取った後、そのまま寄り切って高校横綱に輝きました。県内では1981年から3連覇した新宮の久嶋啓太氏以来40年ぶりの快挙です。10月には世界ジュニア選手権重量級で優勝するなど、今年だけで個人戦3冠、団体は1度、栄冠を手にしました。

 

芸能部門 劇団紀州創設者  市川昇次郎さん

和歌山の魅力 芝居で発信

 海南市且来に突如出現する江戸の町。ここを拠点とする劇団が20年を迎えました。9歳の初舞台から大映や松竹芸能を経てフリーで活動。56歳で役者志望を集め劇団を旗揚げし、自らの手で舞台や客席など、芝居小屋を作り上げました。人情喜劇や時代劇、現代劇を披露しています。「濱口梧陵や井沢弥惣兵衛ら、県ゆかりの偉人の芝居を創作し、故郷の魅力を伝える『メッセンジャー』になりたい」と意気込みます。

 

NEWスター部門 八幡台小4年  木谷紳之介くん

小学生でリサイタル開催

 美空ひばりの歌声に魅了されてから、「声を張れる歌手」として、『令和の大スター』を目指しています。8月には「夏休みライブ」と銘打ち、父母のバンドをバックに2度目のリサイタル。演歌からフォーク、歌謡曲まで披露しました。来年1月20日㊏には、和歌山市鳴神のなるコミでパーティーのような「誕生祭」を予定しています。最近は音楽の幅を広げつつ、「でも、やっぱり昭和の歌がイイ」と明るく話しています。

 

 

アート部門 陶芸家  岩本幾久子さん

出身地下津町で初個展

 ロンドンを拠点に世界で活躍する陶芸家、岩本幾久子さんが11月、初めて出身地の海南市下津町で個展を開催しました。つるりとした磁器に〝ぶつぶつ〟をつけ、手触りを重視した食器が目を引きました。また、目を空洞にした少し不気味な魚を古いまな板に乗せたオブジェなどで、環境汚染への危機感を訴えかけます。出身中学校でSDGsについて講演を行い、活動の幅を広げる岩本さんに、今後も注目です。

 

 

 

ボランティア部門 あおぞら工房 酒井和代さん

最高齢96歳 いきいき創作

 着なくなった衣服、端布でリメイク服や小物を作って販売し、売り上げを福祉施設などに全額寄付するボランティアグループあおぞら工房。最高齢96歳の酒井和代さんは、毎週電動車イスで工房に通い、活動を続けています。作る物はどれもきれいで丁寧な仕上がりと評判。その姿勢は、他のメンバーの手本になっています。「足以外は元気であることに感謝し、死ぬまで頑張ります」と優しくほほ笑んでいました。

(ニュース和歌山/2023年12月23日更新)