フェスタに子どもら60人参加

 子どもたちに日本の伝統武道を知ってもらおうと6日、和歌山市中之島の県立体育館補助館で「なぎなたフェスタ」が開催された。

 なぎなたは全長2㍍以上あり、木製の柄の先に、竹を二枚合わせた刃部を固定している。長さを生かした遠心力を使うのが特徴で、女性でも取り組みやすい。

 なぎなたで選手の頭に乗せた紙風船を割る子ども

 この日は、小学生や保護者ら約60人が参加し、実際に触ったり、はかまを着て写真を撮ったりした。また、選手の頭に乗せた紙風船を割る体験では、子どもたちはなぎなたの長さにとまどいながらも、うまく振り下ろす度に歓声が起こった。さらに、和歌山北高校の選手が、音楽に合わせて型を舞う「リズムなぎなた」を披露した。

 主催した和歌山市なぎなた連盟の山本千代さんは「多くの人に知ってもらうことができてうれしい。ぜひ一緒に始めませんか」と話している。問い合わせは山本さん(090・3262・7215)。

(ニュース和歌山/2024年5月18日更新)