すべてのシーンを和歌山市内で撮影し、全国に先がけ19日に県内で先行上映された映画『ちょき』のロケ地マップが完成した。
映画は吉沢悠さん演じる妻を亡くした中年の美容師、波多野直人と、増田璃子さん演じる盲目の少女、サキとの心のふれあいを描いたヒューマンラブストーリー。脚本を手がけた金井純一監督が和歌山を訪れ、町や人にひかれて作品を書き下ろしたもので、昨年12月に10日間かけて撮影された。
マップでは主人公の美容室がある設定でメーンロケ地となった島崎町のじゃんじゃん横丁をはじめ、サキが通う和歌山盲学校、重要なシーンの撮影が行われた和歌浦天満宮、デートに訪れたマリーナシティのほか、作中に登場した北島橋、河西橋などを含めた９ヵ所の写真と地図を掲載。裏面には主演２人と金井監督によるメッセージが豊富な劇中写真とともに添えられている。
Ａ３折りたたみサイズ。上映館（ジストシネマ和歌山、イオンシネマ和歌山ほか順次全国の劇場）で配布。和歌山市のＨＰでも閲覧可。
（ニュース和歌山2016年11月26日号掲載）
