命を支える現場
初めまして。この春、飼育員に仲間入りした上里璃多です。今回は、勤務初日に感じたことを書かせていただきます。
初勤務の朝、期待と緊張を胸に動物園へ向かいました。まず朝礼に参加し、前日の動物たちの様子や飼育状況の引き継ぎを受けるとともに、担当エリア以外の情報も共有しました。
朝礼後は、担当のアルパカ、ミニホース、ポニー、羊、山羊の飼育エリアで朝の清掃作業。排泄物の処理や水の交換、前日の夕方に与えた餌の残量も確認します。餌の残り具合は動物の体調や食欲の変化を知る手がかり。単なる片付けではなく、健康管理の一環です。
続く朝の給餌では、チモシーと呼ばれる牧草を中心に、グラム単位で正確に量を測って与えます。また、個体の状態に応じて栄養価の高い飼料を追加するなど、動物一頭一頭に適した管理の重要性を学びました。
日中には再度清掃を行い、清潔な飼育環境を維持します。さらに、来場者対象のエサやり体験では、接客にも携わりました。安全に配慮しながら餌の与え方を説明することは容易ではありませんでしたが、動物とふれあい、笑顔になる来場者の姿に、この仕事の意義を感じました。
夕方は夕食の給餌と馬の蹄の清掃です。見落とされがちな蹄の手入れは、健康維持に直結する大切な工程です。
初めての勤務は覚えることも多く大変でしたが、命を支える現場で、動物たちが安心して過ごせる環境づくりに貢献していきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
(ニュース和歌山/2026年4月18日更新)




























