《回答者》
◆栄養部
今村病院
管理栄養士
阿波 智巳先生

 骨には骨を形成する骨芽細胞と、骨を壊す破骨細胞があり、バランスをとって骨の健康を維持しています。骨粗しょう症は、これらの代謝に異常が生じ、骨密度が減ったり骨質が悪くなったりすると発症します。日々の食事から予防していきましょう。

■骨を形成、吸収を助ける栄養素を摂る

 〇カルシウム=骨の主成分。不足すると骨から溶け出し、血中の濃度を保とうとします

 〇ビタミンD=カルシウムの腸での吸収を助けます【魚介類、きくらげ、干し椎茸など】

 〇ビタミンK=骨からカルシウムが溶け出すのを抑えます【納豆、ブロッコリーなど】

 〇マグネシウム=骨を作り、カルシウム量も調節します【ひじき、ごま、アーモンドなど】

 〇たんぱく質=カルシウムを吸着させ強い骨を作ります

■リン酸塩含む食品を控える

カルシウムの排泄を促進します【加工食品、清涼飲料水、インスタント食品など】

■砂糖の摂り過ぎや喫煙

カルシウム吸収を阻害します。

◎食べ合わせで吸収率アップ

 魚料理は酢を使ってカルシウムの吸収率を上げたり、ヨーグルトにナッツを加えたりするのも栄養素をうまく組み合わせた食べ方です。

(ニュース和歌山/2026年5月17日更新)