女子高生が自分たちの生き方や未来について意見交換する「ユース・フォーラム」が5月25日、和歌山市西高松の和歌山県立図書館で開かれた。

 奉仕団体「国際ソロプチミスト和歌山」が2年に1度開催している会で、今回は同市、海南市の高校に通う11人が参加した。「20年後のあなたと対話する」をテーマにそれぞれが発表。この後、和歌山大学の加藤久美教授をコーディネーターに発表内容について語り合った。また、和歌浦中央病院の医師、西口春香さんによる講演もあった。

 審査の結果、短期留学で知り合ったブラジル人の女性との対話を通じ、20年後の自分に語りかけた桐蔭高校1年の平石梨佐子さんが最優秀賞に。智辯和歌山高校2年の清水愛萌(めるも)さん、開智高校2年の太田百香さんが優秀賞に輝いた。

 嶋晶子会長は「活発な意見を語ってくれ、審査に悩むほどいずれも素晴らしい内容だった」と話していた。なお、平石さんは7月に神戸市で開催される「日本中央リジョン・ユース・フォーラム」に参加する。

(ニュース和歌山/2019年6月12日更新)