刀のように長い包丁を使い、大きなマグロからトロや赤身を切り出す解体師を紹介します。ショーは迫力一杯。思わず「おぉー!」と声が出てしまうほどです。

釣りが好きで、海や魚に関わる仕事がしたいと、22歳から黒潮市場で働く静川太郎さん(50)に聞きました。

──どんな仕事?

 「毎日1〜2回、マグロ解体ショーを行います。大きいもので70㌔㌘もあり、丸々1匹を切り分けながら、種類や産地、部位などを分かりやすく説明します」

──心がけることは?

 「お客さんの年齢や海外の人の多さなどによって、見せ方や伝え方を変えます。毎回同じにせず、何度でも楽しんでもらえるようにしています」

──やりがいは?

 「『おいしかった』『また来たい』などと言ってもらえることです。たくさん練習し、和歌山のマグロの魅力を伝えられて良かったなと思います」

(ニュース和歌山/2024年4月13日更新)