髙木智視教諭が出版

 和歌山信愛中・高校教諭の髙木智視さんが『和歌山信愛中学・高等学校 賢い女性の育て方』を9月2日に出版した。「女性同士だとどこかギスギスしているのではという印象をもたれやすいのですが、そんなことはない。女子校の魅力を伝えられれば」と話す。

 2005年に小説『KASAGAMI』で三田文学新人賞を受賞した髙木さんは、同校で20年以上教壇に立つ。今回、改めて学校の教育理念を顧みながら執筆した。

 あえて型にはめ、そこから自分の力で型を切り開くことを教える「型にはまる そして 裂いて与える」や、「根本的なものをしっかりと備え持つ女性になってほしい」との校長の文章をカトリックの宗教教育と絡めて説明する「にじみ出す、単純さ」など教育理念をまとめた。

 四六判、99㌻。748円。宮脇書店和歌山店、TSUTAYAガーデンパーク店で販売。

(ニュース和歌山/2019年10月9日更新)