和歌山市の中学校給食実現に向けて署名運動を行う「よりよい中学校給食を考える会」が学習会「どの子にもおいしい学校給食を」を2月15日㊏午後2時、同市西汀丁の勤労者総合センターで開く。

 同市は2012年、家庭の弁当か、業者が配達するデリバリー給食かを選べる選択制の給食を始め、現在は16校で導入。県内で全中学生対象の給食を実施していないのは同市と那智勝浦町だけで、同町は来年度中の導入を決めている。同会の宅田潤司さんは「社会全体で子どもの成長を支える必要がある。具体的にどうすれば実現するか考えたい」と話している。

 勉強会では『給食の歴史』の著者で京都大学の藤原辰史准教授が講演。無料。希望者は同会(073・441・5090)。

(ニュース和歌山/2020年2月8日更新)