今年の干支はうし。今回は、年男の私、記者の馬上祐一が、海南市上谷の黒沢牧場で乳牛の飼育を体験してきました。

 

まずは生まれて3ヵ月〜1年半の子牛たちにエサやり。乾燥させた牧草を食べやすくほぐしてからあげます。

次は赤ちゃん牛たちにミルクを。生まれてまだ2週間の子牛もいました。

この牧場では、大人の牛たちは山で自由に暮らしています。お乳をしぼる時間になったら手を叩いて追いかけ、1ヵ所に集めます。すると、みんなで小屋へと向かって行きます。

一列になりみんなでゾロゾロ…

小屋の近くに着いたら、5頭ずつ小屋の中に入れ、エサを食べている間に、機械を取り付けて乳しぼり。この牧場では1日に約360㍑の牛乳がとれます。しぼり終わった後は山へ帰っていきます。

 

上芝卓司代表

 近畿地方で唯一、乳牛を放牧している牧場です。35頭の牛たちが広い山でのんびり暮らしているので、濃くておいしい牛乳がしぼれます。ミルク工房では、新鮮な牛乳やソフトクリームが味わえます。
 黒沢牧場 ☎073・487・1677

(ニュース和歌山/2021年1月3日更新)