皆さん、チョークアートって知っていますか? 授業で使う白いチョークではなく、クレヨンの仲間、オイルパステルで描くアートのひとつです。和歌山を中心に活動するチョークアート作家の藪上陽子(やぶがみようこ)さんに聞きました。

指を使って色を混ぜる藪上さん

 

看板や飾りに

 おいしそうな食べ物やかわいい生き物などを黒い板に描くチョークアート。筆は使わず、円を書くように指を動かし、オイルパステルを混ぜて色を作るのが魅力です。

 オーストラリアの看板職人が生み出し、日本では20年ほど前から広まっています。カフェの看板や部屋の飾りに使われ、人気です。

 

指先で色遊び

 上手に塗るコツは、濃い色のパステルを薄い色の上に乗せるように伸ばしていくこと。2〜3色を合わせると、きれいな色ができます。

 藪上さんは「動物や花、季節の食べ物などを、自分らしい色で描いて楽しんでください。絵が苦手な人は、好きな色で虹を描き、どんな色に混ざるか試して遊んでみて」と話しています。

 

イチゴの描き方

(ニュース和歌山/2021年4月10日更新)