じゅわっとソースの香り広がるお好み焼きは好きですか? 材料をまぜて焼くだけで、家にいながらプロの味が楽しめる商品を作っているのは、和歌山市の会社、おはなはんです。和歌山工場を見学しました。

 

①キャベツを切る

 和歌山工場では1日1万7000〜3万食作り、使うキャベツの量は4㌧以上。これをまず、機械で8㍉の大きさに切る。機械の上を移動させながら、薄い塩水でよく洗い、小さな汚れを取り除く。

たくさんのキャベツ!

 

②だしと粉をねり合わせる

 中力粉に、だしと調味料を加え、約5分ねり合わせる。たっぷりのさばぶしから取っただしが味の決め手。できたお好み焼き粉を袋に詰める。

 

③カップに材料を詰めて完成

 キャベツ、お好み焼き粉、豚肉、ソース、青のり、しょうがをカップに一つずつ手作業で入れたら完成。

 

年間600万食以上

ミックスやぶた玉、いか玉、モダン焼など10種類合わせて年間600万食以上売れています。

 

 松本務社長

 元々は普通のお好み焼店で、持ち帰り客が家で温かいものを食べられるように、材料をカップに入れて販売したのが始まりです。そのまま焼いて食べてもおいしいですが、チーズやおもちを加えたり、ホットサンドメーカーで焼いたり、生クリームを合わせてキッシュにするのもおすすめです。

(ニュース和歌山/2021年10月9日更新)