夏休み、学童保育へ通う児童を対象に、紀美野町は小学校2校でサッカーとフライングディスクの教室を行った。「特色ある学童保育づくり」の一環で、8回開催し、延べ70人が参加。町教委の山田裕さんは「要望次第で来年度以降、他のスポーツや英会話教室も検討したい」と話す。

 同町は児童の約半数が授業後や長期休暇、学童保育を利用する。この時間を活用して様々な経験をと初めて企画した。

 8月26日は下神野小でサッカー教室を実施。コーンを使ったジグザグダッシュや、ボール鬼ごっこで体を動かした後、試合をした。4年の芝滝陽偉(はるい)くんは「授業やサッカークラブとは違った楽しさがあった」。2年の松本陽莉(ひまり)さんは「今まではお父さんとボールをけり合う程度だったけど、試合ができておもしろかった」と笑顔を見せた。

(ニュース和歌山/2022年9月10日更新)