10月9日㊐午後4時20分、和歌山市和歌浦南の片男波公園野外ステージ。喜多流能楽師、松井彬が「舎利」を披露。旅僧が仏舎利を拝んでいると、一人の男が現れ、舎利のいわれを話し、旅僧と一緒に拝むが、しばらくすると様子が一変。男は自分が足疾鬼(そくしつき)だと名乗り、仏舎利を奪い消えてしまう…。また、嫁と姑にこき使われる養子の男がささやかな反抗を試みる狂言「濯ぎ川」を大蔵流狂言師の茂山宗彦らが演じる。能楽ワークショップ参加者による発表も。3000円、学生1000円、当日各500円増。和歌山県民文化会館ほかで販売。和歌の浦万葉薪能の会(090・1967・3084)
(ニュース和歌山/2022年9月24日更新)