2019年に和歌山県ゆかりの音楽家らが「子どもたちに一流の芸術体験を」と始めた音楽祭で、和歌山市出身のヴァイオリニスト、澤和樹さんが総監督を務める。日程、内容は次の通り。

①ウェルカム・コンサート=10月14日㊎午後2時。4人のソリストがヴィヴァルディ『四季』を弾き分け、そのリズムに合わせ、世界で活躍するアニメーターの映像作品を上映。

②トリオ・アコードの世界=10月14日㊎午後7時。ピアノ、チェロ、ヴァイオリンでモーツァルト、マルティヌー、ドヴォルザークのピアノ三重奏曲を披露。

③モーツァルトの室内楽=10月15日㊏午後2時。弦楽四重奏、ピアノ四重奏、弦楽五重奏のステージ。

④ラトヴィア放送合唱団(写真)=10月15日㊏午後6時。世界最高峰と名高い合唱団が初来和。28人がリゲティ『永遠の光』ほかを披露。

⑤ファイナル・コンサート=10月16日㊐午後6時。ピアノの三輪郁、ホルンの日髙剛、日本センチュリー交響楽団員ら26人のオーケストラを伊藤翔が指揮する。

⑥若い芽チクルス=10月16日㊐午後2時。モーツァルトの5~35歳をたどり、幼児からプロのピアニストまでが1曲ずつリレー演奏する。

 会場は同市役所東隣の和歌山城ホール、③のみ西高松の県立図書館2階。各4000円(当日5000円)、大学生1500円(同2000円)、小中高生1000円(同1500円)。未就学児不可。⑥のみ無料。詳細は同音楽祭HPか実行委(090・8172・7074)。

(ニュース和歌山/2022年10月1日更新)