知的障害をもつ両親と向き合いながら成長する少女の葛藤と、その心を癒やす母親の愛情を描く映画『わたしのかあさん〜天使の詩』が、2月1日㊏、2日㊐各午前10時半と2日午後2時に、県民文化会館小ホールで上映される。

 山田火砂子監督の作品で、原作は菊地澄子の児童文学『わたしの母さん』。母、清子に寺島しのぶ、成長した娘の高子を常盤貴子が演じる。

   楽しんで撮影に臨む則村くん   (映画のワンシーンより)

 また、高子が園長を務める障害者特別支援施設の生徒として、和歌山市の伏虎義務教育学校4年、則村玖俐生くんが出演している。ダウン症と、生まれつき足と足首が内側に向く内反足障害があるが、持ち前の明るさで元気に役を務めた。

 なお、1日午後2時から山田監督の『一粒の麦〜荻野吟子の生涯』を上映する。

 各1300円、当日1800円。同ホール(073・436・1331)。

(ニュース和歌山/2025年1月18日更新)