「和歌山に内川あり」。これが私の信条です。市堀川、和歌川、大門川が合流する写真の風景は戦前、鯉や鮒、メダカが泳ぎ、夏は子どもが遊びました。戦後、川は汚れ泳げなくなりましたが、最近は水質が改善しています。ただ、今も水質浄化のため和歌川の水門から海水を川に流し込んでいます。トンボが飛び交う、塩分の含まない川を取り戻し、京橋からボートや小舟で和歌浦湾まで行ける川が再現できれば、「和歌山の内川へ行こう」とだれもが感じるはずです。

(内川をきれいにする会会長原 禎一さん)

 和歌山市の市街地を流れる内川を切り取った1枚を紹介する「MIZBE SCENE(ミズベ・シーン)」は今回で終了です。

(ニュース和歌山/2017年8月26日更新)