怖さ:3
家の妖怪
出没地域:和歌山県全域

 皆さんが耳にする「火の玉」には人魂、狐火(きつねび)、鬼火(おにび)などの種類があって、人魂は人の体から抜け出た魂が浮遊するものをいう。以前、僕が出演するラジオ番組にこんなお便りが寄せられた。ある日、病床の祖父の元へお見舞いに行ったら、畳の上を火の玉がコロコロと転がっていた。驚いていると、祖父が「すまんが、そこの窓を開けてくれ」と言う。指示通りにすると、火の玉は畳を離れてスーッと窓から外へ飛んでいった。祖父が亡くなったのは間もなくのことであった。これもきっと人魂だったのだろう。

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(ニュース和歌山/2020年10月17日更新)