読者にアンケートをとり、和歌山人の本音を読み解くこのコーナー。今回のテーマは「マスクの装着を求められなくなったら、すぐ外す? 様子を見る?」です。

 結果は298票中、「様子を見る」が268票と、約90%がまだまだ油断できないと考えていました。「変異株が流行しそう」(60代女性)、「感染者がなくなるまで」(50代女性)と、目に見えない脅威に不安が残るとの意見が過半数でした。

 一方で、「化粧が面倒」「顔を隠してる方が楽」「おしゃれなマスクをつけるのが楽しい」(全て60代女性)との声も。身だしなみを気にせずにすんだり、マスク生活を楽しんだりと、肯定的に続けようと考えている人が少なくありませんでした。

 「様子を見る」とした人には「世間の目があるので外せない」(30代女性)、「他人と合わせた方が無難」(60代男性)との意見も。

 これに対し、「すぐ外す」と答えた人は、「息苦しい」(60代男性)、「キレイな空気を思いっきり吸って生活したい」(60代女性)と、呼吸のしづらさから解放されたいのが一番の理由でした。「まず自分が外して見本を見せる」(70代男性)との人もいました。 

 

 

和歌山県新型コロナウイルス感染症対策本部

 政府は新型コロナを感染症法上、季節性インフルエンザと同じ5類へ5月8日に移行する方針を発表しました。現在、国でマスク着用が効果的な場面について議論中です。今回のアンケートを見ても不安な方が多いようですので、方針が発表されましたら県からも情報を発信し、県民のみなさんが安全・安心に暮らせるよう努めていきます。

(ニュース和歌山/2023年2月11日更新)