読者にアンケートをとり、和歌山人の本音を読み解くこのコーナー。今回のテーマは「食パンは何枚切りが好み?」です。

 結果は5枚切りが101票とダントツで人気を集めました。

 「6枚切りだと別のものを食べたくなる。5枚が一番ちょうどいい満足度を得られる」(50代女性)、「6枚じゃ物足りず、4枚はぜい沢な気がする」(60代男性)と、「サイズ感がピッタリ」との声が目立ちました。

 また、59票を獲得した6枚切り派の意見は、「2人暮らしなので分けやすい」(60代女性)と、家族の人数に合わせた回答のほか、「分厚いのが好きだが、肥満防止で我慢している」(60代男性)と健康面を気にする人もチラホラいました。

 53票だった4枚切り派は、「厚くて歯ごたえがある」(20代女性)、「サクサクもちもちに焼けておいしい」(40代女性)と、厚さに食べ応えや食感を求める人が目立ちました。ちなみにオススメのアレンジトーストを聞いたところ、定番のピザ風やフレンチトーストのほか、「マーガリンを塗って味付けのりを乗せる」(40代女性)「オリーブオイルをかけ、こしあんをトッピングする」(80代男性)と、変わり種トーストを楽しんでいる人も。ぜひ一度試してみてください。

 

 

 和歌山市善明寺のパン店「古今東西」田村幸治店長

 関西は4~6枚切りを好み、関東は8~10枚切りを好む傾向にあります。一説に、粉もん好きの関西の人はパン1枚でお腹を満たしたい、一方、関東の人はパン以外に副菜を楽しみたいから薄いものを選ぶそう。私も小さいころから5枚切りが当たり前だったので、8枚切りは物足りないかも。店でも5、6枚切りがよく出ていますよ。

(ニュース和歌山/2023年6月10日更新)