アンケートで和歌山人の本音に迫るコーナー。今回は「始めるならギター、ピアノどっち」です。

 ギター103、ピアノ114、その他2と、それほど差はありませんでしたが、ピアノが少しだけ上回りました。

 ピアノについては、「子どものころ習っていて、家にある」(50代女性)と、昔のなごりで身近に感じる人が目立った反面、「小さいころからの憧れ」(40代男性)と弾きたかったものの機会がなかった人もいました。

 また、「たくさんの音を重ねられる」(30代女性)、「音色が好き」(60代女性)、「表現の幅が広い」(40代女性)と響きに魅了された人、「ストリートピアノをサラッと弾けると素敵」(30代女性)と格好良さを求める人も。

 ピアノは「叩くだけで音が出る」(50代女性)と考える人、「指を使うので脳にいい」(70代女性)と老化防止優先の人と様々です。

 一方、ギターを選んだ人は、「どこでも弾ける」(30代女性)を始め、持ち運びしやすさが最多。「夕日を見ながら弾き語り」(50代女性)と野外で使いたい人もいます。

 また、「雰囲気がクール」(20代女性)、「哀愁の音」(80代男性)と思いがあったり、「女の子にモテそう」(50代男性)と期待をかけたり。さらに、「ウエスタン映画が好き」(70代男性)とガンマンに影響を受けた人まで。

 さて、あなたはどんな理由で、どっちを選ぶ?

音楽文化堂、福島雅明代表

 現在50~60代の女性が幼いころ、習い事と言えばピアノ。同年代の男性なら中高生のころフォークソングブームを迎えました。始めるなら、少しでも取り組んだ楽器を選ぶ人が多いでしょう。途中で挫折した人も、「弾けないから」と恥ずかしがらずにトライしてほしい。ピアノでもギターでも、弾くことで楽しみが必ずあります。人生に一つ花を添えられますよ。

(ニュース和歌山/2023年5月13日更新)