今回は、先週紹介した豚の背中の骨付き肉「ベイビーバックリブ」の調理法を伝授します。

 甘辛い味がビールやコーラなど炭酸飲料に合い、大人から子どもまで楽しめます。骨付きなのでワイルドに手でつかみ、大きく口を開いてかぶりついちゃいましょう。

外はカリッと、中はジューシーに

 

①スパイスをなじみやすくするため、表面の水分をキッチンペーパーでしっかりふき取ります。

 

 

②パプリカパウダー、塩、こしょう、砂糖を合わせた特製スパイスで味付け。これ以外にもバター、はちみつ、砂糖を混ぜて作ったソースをつけて焼くのもオススメです。

 

 

③グリルの片側に炭を寄せ、もう片側に水を張ったアルミホイルを置き、その上に網と肉を載せフタをします。こうすると、蒸気のおかげでパサつかず、しっとり焼き上がります。グリル内の温度は325~350℃に調節します。

 

低温調理でじっくり

 

④肉中心部の温度を86・5℃程度に保つ低温調理で3時間、じっくり火を通すと完成です。

★ワンポイント★

 1時間ほど水に浸したチャンクスという桜の原木を炭の上に置いて焼くと、スモーキーな香りが付いて風味を楽しめます。

 次回は魚、果物などのBBQメニューを紹介します。   

和歌山BBQ協会 湯川佳紀(毎週土曜掲載)

(ニュース和歌山/2023年4月8日更新)