干支動物と撮影会
あけましておめでとうございます。今年は「巳年」。和歌山城公園動物園では昨年12月、「干支動物との撮影会」を初めて行いました。
一般展示はしていないので驚かれた方もいるかもしれませんが、実はヘビも飼育しているんです。
撮影会に協力してくれたのはボールパイソン(ボールニシキヘビ)の「ひやむぎちゃん」です。ボールパイソンはペットとして人気が高く、飼っている人が多くいます。成長すると体長約1~1・8㍍、体重は約1・5~2㌔になるので大きく怖いイメージがあると思いますが、性格はとても温厚です。
ひやむぎちゃんはまだ1歳程度なので、大きさや太さはそこまでではありません。今後の成長を楽しみにしてください。
ボールパイソンの〝ボール〟とは、驚いた時に丸くなり、身を守るのが由来とされています。また、王様のように凛とした佇まいが特徴のため、「ロイヤルパイソン」という別名もあります。
干支動物との撮影会は人気があり、年齢・性別問わず、皆さんに喜んでいただけました。
ヘビが平気な方は手にのせて、苦手な方は巻き付いている木を持って撮影しました。
最初はおっかなびっくりでしたが、だんだん慣れて触るのがへっちゃらになった方や、木があると大丈夫だけど、直接触るのはやっぱり苦手な方も。参加者からは「体がつるつるで気持ちいい」「よく見ると顔がかわいい」との声が寄せられました。ヘビの魅力が伝わったようで、飼育員も大満足でした。
(ニュース和歌山/2025年1月18日更新)