信愛高で女性医師が講演

 橋本市の医師、月山純子さんが3月14日、和歌山市屋形町の和歌山信愛高校で1年生約250人を前に講演した。

 月山医師はより有意義な学生生活を送るため、自律神経を整える大切さを挙げ、「試験時など緊張した時は深呼吸。2割の人とは相性が合わないという法則がある。こだわりすぎず、切り替えが大切」とアドバイス。頑張れば報われるという時代から、時間を区切って効率良く仕事をする時代になっていると説明し、「自分が集中できる時間を知り、体調と心の管理をしっかりして」と呼びかけた。

 熱心に耳を傾けていた小林柚花さんは「人間関係で悩むこともありますが、割り切ることも大事ですね」、岡本陽奈さんは「部活でモチベーションを良いところに持っていくために生活習慣が大切だと知りました」と感心していた。

 主催した国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川の細田佳洋子会長は「それぞれの夢に向け、自分を見つめ直す機会になったはず。新しい一歩を踏み出す力につなげて」と望んでいた。

(ニュース和歌山/2019年3月30日更新)