紀の川市のシンガーソングライター、円香(まどか)さんがセカンドアルバム『1─アイ─』を8月1日に発売した。「目の前にいる人が健康で暮らせるように──。そのお手伝いができればと歌っています。大きな意味での愛を込めた、私なりのラブソング集です」と笑顔を見せる。

 幼いころからピアノを習い、りら創造芸術高等専修学校時代は声楽のほか、日本舞踊やダンス、演劇と舞台芸術を学んだ円香さん。卒業後に独学で作曲を始め、2017年、20歳の誕生日に1枚目のアルバム『円香のうた』を発表した。

 今回のセカンドアルバムは、歌、作詞、作曲、編曲、ギターやピアノの演奏、複数の音源を1つにするミキシングと全て自身で手掛けた。他人にどう思われようと、その人が大切にしていることを大事にしてほしいとのメッセージを詰め込んだ『たま~目に見えない大事なもの』、りら時代、円香さんも所属したヴォーカルユニット、えぷろんずに捧げる『夕焼けの木』など、ポップスにカントリー、童歌ほか多彩なジャンルの9曲を透き通る歌声で届ける。

 2500円。和歌山市島崎町の珈琲もくれん、海南市黒江のぬりもの館で販売。郵送希望者は円香さん(madoka_art@studio-zero.co.jp)。

(ニュース和歌山/2019年8月24日更新)