カラテドリームフェスティバル全国大会が8月3日、4日に東京で開かれ、新極真会和歌山支部六十谷道場の2選手が上位入賞。型・小6男子で岩本佑生選手(紀伊小、写真左)が準優勝し、組手・中1男子軽量級で𠮷田惇誠選手(楠見中、同右)が3位になった。

 子どもからシニアまで2500人以上が出場した大会。型は技の迫力、姿勢や動きの美しさを競う。昨年優勝の岩本選手は、今年も持ち前の力強い技とキレのある動きで魅了した。「力強さや迫力は自信がある。さらに体と心を鍛え、動きのメリハリを意識し、来年は優勝を目指します」と気合いが入る。

 一方、組手は1分半の試合中、決まった攻撃のポイントで競う。𠮷田選手は得意の中段回し蹴りを中心に戦術を組みたてて勝ち進んだ。「試合で勝つたびに気持ちが強くなっていきました。去年は2回戦で負けたので順位が上がったことはうれしいですが、あくまで1位が目標。もっと練習を積み、将来は世界で戦える選手になりたい」と闘志を燃やしている。

(ニュース和歌山/2019年9月28日更新)