子どもたちに生の演奏を届けようと、アメリカ出身の三姉妹、ザ・ゴサード・シスターズが10月28日、和歌山市中野の貴志南小学校でコンサートを行った。同小児童や近所の太陽保育園園児、地域の人など約400人が、迫力ある音楽に耳を傾けた。

 西ヨーロッパに起源を持つケルト音楽を中心に、フォークやクラシックを演奏するザ・ゴサード・シスターズ。同市民会館でのコンサート前日に同校を訪れた。ヴァイオリンやギターのほか、アイルランドの伝統的な太鼓バウロンなどを披露すると、観客は大きな手拍子で盛りあげた。

 AKB48の『365日の紙飛行機』を演奏した際は児童が一緒に合唱。また、ケルティックダンスのレッスンコーナーでは、共に笑顔で踊りを楽しんだ。

 感謝の言葉を伝えた6年の田又泉季さんとドーリング雅アロハさんは「歌も楽器もとてもきれいな音色でした。楽器を演奏してみたいと思うぐらい楽しかった」と声を弾ませた。

写真=笑顔でダンスする児童たち

(ニュース和歌山/2019年11月16日更新)