臨時休園中の白浜アドベンチャーワールドは4月11日~13日、フェイスブックやツイッターを使い、動物と一緒に感染対策を呼びかけた。

 初日は、両ヒレを合わせて水をかき混ぜるカリフォルニアアシカの技を生かし、手洗いとうがいの大切さを伝えた。

 2日目と3日目は、濃厚接触を避ける取り組みとして2㍍以上の距離を取るソーシャルディスタンスを飼育員と動物が表現。体長2㍍のイルカとホッキョクグマ、パンダとさくの距離など、動物園らしい長さで例えた。見た人からは「2㍍ってこれくらいなんですね」「気をつけたい」との声が寄せられた。

 広報の松本実夏さんは「動物でほっこりしつつ、2㍍の距離感や手洗い、うがいに気をつけるきっかけにしてほしい」と期待している。

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(ニュース和歌山/2020年4月25日更新)