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 東京藝術大学音楽学部長で和歌山市出身のヴァイオリニスト、澤和樹さん率いる澤クヮルテット(写真)が結成25周年を迎えたのを記念し、12月15日(火)午後7時、同市西高松の県立図書館2階メディアアートホールで演奏会を開く。

 世界を舞台に活躍する澤さんは2004年に県文化賞を受賞。後進の指導に当たるかたわら、昨年は同ホールの音楽監督に就任し、演奏会の企画や音響アドバイスなどを行う。

 澤クヮルテットは1990年に結成し国内外で高い評価を受けている。ヴァイオリンを澤さんと国立音楽大学教授の大関博明さん、ヴィオラを東京藝術大学准教授の市坪俊彦さん、チェロを徳島文理大学教授の林俊昭さんが務める。

 今回はデビュー時に披露したプログラムを再演。モーツァルトの弦楽四重奏曲第14番ト長調387『ハイドン・セット第1番』、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番ヘ長調95『セリオーソ』などを円熟した演奏で聴かせる。

 3000円、当日4000円。希望者は同館(073・436・9530)。➡抽選でペア1組を招待。※詳細はニュース和歌山2015年12月5日号紙面をご覧下さい。
(ニュース和歌山2015年12月5日号掲載)