日本センチュリー交響楽団首席指揮者の飯森範親と和歌山県出身のピアニスト村田千佳による紀陽コンサートが9月9日(土)午後6時半、県民文化会館大ホールで開かれる。

 ドイツで研さんを積んだ飯森は、東京交響楽団の専属指揮者、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者などを歴任し、2006年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。海外でも多くのオーケストラに客演した。

 一方の村田は、東京藝術大学大学院を卒業後、ウィーン国立音楽演劇大学大学院を修了。ヨーロッパで積極的にコンサートを行うかたわら、後進の指導に当たる。県文化奨励賞をはじめ数々の賞に輝き、今年は2枚のCDリリースを控える。

 当日はベートーヴェン『音楽劇「エグモント」序曲作品84』と『交響曲第3番変ホ長調「英雄」作品55』、モーツァルト『ピアノ協奏曲第20番ニ短調作品466』を日本センチュリー交響楽団と壮大に披露する。

 1000円。希望者はハガキに、①紀陽コンサート希望②郵便番号③住所④氏名(ふりがな)⑤電話番号⑥希望枚数(1枚2人まで)を書き、〒640・8033和歌山市本町1─35、紀陽文化財団「紀陽コンサート係」へ送付する。6月13日必着。未就学児不可。応募多数の場合は抽選。同財団(073・426・7133)。

写真=指揮の飯森範親(Ⓒ山岸伸)

 ※現在52円の通常ハガキの料金が、6月1日から62円となります。イベントの申し込みや作品応募などでハガキを使用する場合はご注意ください。

(ニュース和歌山/2017年5月27日更新)