お正月、おうち時間を楽しく過ごしてもらおうと、1月1日号に掲載した「和歌山テスト」。うっかり見逃し、この3連休、時間を持て余している皆さん、ニュース和歌山ホームページに掲載している問題に挑戦してから、答え合わせしてみてくださいね。

 

問1 今年の干支、うしと和歌山に関する問題です。(各6点)

⑴牛肉の年間購入金額、都道府県庁所在地と政令指定都市計52都市のうち、和歌山市は何位?

〈答え〉㋑4位(総務省「家計調査」〈2人以上の世帯〉より2017〜19年の平均を見ると、和歌山市は3万5908円で、京都市、大津市、奈良市に続いての4位。数年前は1位でした)

 

⑵赤身肉の人気が高まっているのを受け、県畜産試験場が2015年から開発を進め、19年から販売されている牛のブランドは?

〈答え〉㋒紀州和華牛(みかんジュースとしょうゆのしぼりかすを配合したエサで育て、ロースの脂肪量は通常の和牛より約1割少なく、ビタミンEは1・7倍多いのが特徴です)

 

⑶紀の国の名水に選ばれている「黒牛の水」が湧く海南市内の神社は?

〈答え〉㋓中言神社(酒造りに使われるほか、茶道や書道の上達に効果があるとされています)

 

問2 次の文章は正しいか、間違っているか、〇か×で答えてください。(各6点)

⑴毎月、各家庭に届けられる和歌山県の広報紙『県民の友』。1947年の創刊号には戦争で焼失する前の和歌山城天守閣の写真が載っている。

〈答え〉×(創刊号に写真は載っていません。なお、バックナンバーは県庁HPで見ることができます。自分や子どもが生まれた月などを見返してみると、結構楽しめますよ)

 

⑵昨年7月に海南市観光協会が発売した「黒江ことば」マスキングテープ。ひそかな人気を呼ぶこの商品には「日常会話編」「いたずらっ子編」「ピンチ編」の3種類がある。

〈答え〉〇(「ごいされませ」〈=かんべんして〉、「てんご」〈=いたずら〉、「いんだ」〈=帰った〉などの黒江ことばがプリントされています。JR海南駅構内の物産観光センターや同協会HPなどで購入できます)

 

⑶岩出市の道の駅ねごろ歴史の丘には、『根来の子守唄』が流れる機械がある(写真左)。ボタンは3つで、1つは子どものコーラス、1つは地元・根来地区の久嶋ミチさん、もう1つは坂本冬美さんが歌っている3種類を聞ける。

〈答え〉×(正しくは坂本冬美さんではなく、『和歌山ブルース』や『串本育ち』を歌った古都清乃さんです)

 

問3 和歌山のシンボル、和歌山城に関する問題です。(各6点)

⑴和歌山城の南西、三年坂に沿う石垣の角付近にある石。とある妖怪が腰を掛けて休憩していたと伝わる。どの妖怪?

〈答え〉㋑天狗(城ができる前から虎伏山にすんでいた天狗が徳川頼宣公と言い争い、負けたため、城の見回りを任されたとの話も。詳しくは弊社発行『マエオカテツヤの和歌山妖怪大図鑑』で)

 

⑵二ノ丸広場に1960年10月から69年2月まであったスポーツ施設は?

〈答え〉㋑野球場(二ノ丸広場の北東部分がホームベースで、センター方向に天守閣がありました。詳しくは弊社発行『ニュース和歌山が伝えた半世紀』で)

 

⑶天守閣の入場券を購入し、楠門をくぐってすぐのところ。小さな白い石はどんな形に敷かれている?

〈答え〉㋐ハート(お城にハート、ミスマッチな感じがいいですね=写真上)

 

⑷西の丸広場の隣り、バス駐車場に隣接するトイレ。入るとセンサーが作動し、ある曲が流れ始める。何?

〈答え〉㋐まりと殿様(なお、城内では午前9時、正午、午後3時、5時の4回、この曲が流れます。ちなみに午後9時に放送されるのはドヴォルザーク『家路』です)

 

問4 SDGs(持続可能な開発目標)の1つ、「つくる責任 つかう責任」として、リサイクルやリユースが求められています。再利用に関する問題です。(各8点)

 

⑴昨年6月にグランドオープンした南海和歌山市駅の複合施設、キーノ和歌山。植え込みに使われている写真のレンガは何を再利用した?

〈答え〉㋒紀ノ川橋梁の土台(2016〜19年に行われた橋梁補強工事で、鋼棒と置き換えたレンガを利用しています)

 

⑵2年前、海南市下津町にオープンしたカフェ、KAMOGOは元々、何の建物だった?

〈答え〉㋐JA(元のJA大崎支店を改装しました)

⑶九度山町にある南海高野線高野下駅の駅舎を利用し、2019年11月にオープンした施設は?

〈答え〉㋑ホテル(大正14年完成の駅舎を再利用しています)

 

⑷すさみ町にあるエビとカニの水族館。その名の通り、エビとカニに特化したユニークな施設の建物は元々、何だった?

〈答え〉㋑中学校の体育館(廃校となった江住中学校の体育館でした)

 

⑸和歌山市雑賀崎にある築約150年の古民家を改修し、昨年6月にオープンした観光と地域交流の拠点「ガットブル」。雑賀崎がイタリアのアマルフィに似ていることから、施設名はイタリア語で付けられた。意味は?

〈答え〉㋑青い猫(イタリアで青い猫は幸せを運んでくると言われているそうです)

 

※お疲れ様でした。和歌山クイズはこれで終了です。皆さんは何点でしたか? 成績が良かった人も、いまいちだった人も、今年一年、幸せが訪れますように──。

(ニュース和歌山/2021年1月9日更新)