災害発生時、被害を抑えるためのマニュアル作成や、避難訓練などの継続した取り組みが評価され、和歌山市の松江地区防災会が9月13日、防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。

 2000年に発足した同会は毎年11月に1000人規模の訓練を実施。また、地区全体だけでなく、19ある自治会でも、道幅が狭い、住宅密集地が多いなど特性を踏まえた防災計画を作成し、随時内容を更新している。

 川口敏夫会長は「住民の意識の高さや、結束力の強さ、さらには松江小学校の協力もあって大規模訓練につながっている。今後も地域全体でレベルアップできるよう、新たな取り組みを考えていきたい」と意欲を見せている。

(ニュース和歌山/2022年10月15日更新)