洋画家 中尾安希さん 絵はがき集完成

 水彩や色鉛筆で地元の風景を中心に取り上げている洋画家の中尾安希さんが、万葉集に登場する花を描いたはがきが500枚に到達。「花萬葉楽描帖(はなまんようらくがきちょう)」と題し、和歌山市三葛の自宅ギャラリーで公開している。

 2000年8月、はがきに桜の花をスケッチしたのを機に、万葉の草花10種類を水彩画で描いた。時を経て20年5月、新型コロナウイルスの影響で遠出が難しくなり、趣味のスケッチ旅行を断念せざるを得ない状況に。そこで、「インターネットや本、自宅周りに咲く花なら制作できる」と活動を見直した。色鉛筆を使い、今年8月までに約100種類、500枚の万葉植物をスケッチした。

 作品は万葉歌を添えて、自身のフェイスブックに投稿している。中尾さんは「いつか画集にしたいし、また旅行に出て、草花と同時期に始めた各地の灯台スケッチを再開させたい」と、目を輝かせている。

(ニュース和歌山/2023年10月14日更新)