洋装合わせ自由な着こなし

 着物で地域を盛り上げようと「きもの文化普及協会」(植野千恵子会長)が12月22日、着物で歩こうかいを初めて開催。男女約20人が、けやきライトパレードのイルミネーションを背に、和歌山城ホールからJR和歌山駅まで歩いた(写真)。

 メンバーは、羽織に草履の正統派だけでなく、タートルネックのカットソーやコート、ブーツなどの洋装と合わせる人。また、クリスマス柄のテーブルクロスを帯代わりにしたり、着物の裾を腹の前で結びパンツと合わせたりする人と、自由な着こなしを楽しんだ。

 同協会は2022年10月に発足。主に、小中学校で着付けを教えてきたが、活動の幅を広げようと歩こうかいを企画した。矢須美香事務局長は「着物姿を行き交う人に見ていただき、魅力を伝えられたと思う。会員同士の親睦を深める機会にもなった」と喜んでいた。

(ニュース和歌山/2024年1月6日更新)