和歌山県内広く知名度アップを

 田辺と上富田を拠点とする県唯一のプロ野球団「和歌山ウェイブス」(写真)。今年から紀三井寺球場も拠点に加え、紀北での知名度向上を目指す。西河洋樹球団代表は「野球で県全域を盛り上げる。いずれは(阪神やオリックスなど)日本野球機構のチームに行く選手を出したい」と力を込めている。

 田辺に本拠を置く和歌山ファイティングバーズが2017年から関西独立リーグに参加し、翌18年に初優勝。その後も20年から22年まで3年連続2位と存在感を示す。運営母体が替わり、球団名を和歌山ウェイブスに変更した23年、再び優勝を勝ち取った。

 チームは県内で幅広く知名度を上げようと、これまで1試合だけだった紀三井寺球場での試合を8試合に増やす。麳(こむぎ)眞紀社長は「3年連続2位の後、優勝を区切りとして引退や移籍を選ぶ人が出たことで、現在は所属21人中12人が新入団と大幅に入れ替わりました。昨年盗塁王を獲得した小川佐和選手を中心に、今年も目一杯やってくれるはず」と期待をかける。西河代表は「球団を知ってもらうことで、応援してくれる人を1人でも増やしたい」と考えている。

 主催ゲームは4月12日㊎に田辺で開幕。14日㊐の上富田を経て、19日㊎午後5時から紀三井寺球場で淡路島ウォリアーズを迎え撃つ。球団はこの3試合を開幕シリーズと位置づけ、イベントを実施し盛り上げる。同球場では5月3日㊎以降も9月6日㊎までに7試合行う。入場料大人1000円、小中500円。

 なお、チームは紀三井寺球場での試合やイベント開催に当たり、クラウドファンディングで支援を呼びかけている。3月31日まで。

(ニュース和歌山/2024年3月23日更新)