3月9日 記念ライブ

 ノリのいい軽快な音楽を得意とする和歌山市のアマチュアホーンバンド「ジェットトーンズ」が3月9日㊐、結成30周年記念ライブを開く。リーダーでトロンボーンの渕上敏史さんは「メンバー10人中8人は25年以上も共に活動しています。『ジャンルや年齢を問わず楽しんでもらえる音楽を届けたい』をモットーに続けており、それは今も変わらない」と目を輝かせている。

            ノリのいいライブがバンドの持ち味

 1994年末、渕上さん始め星林高吹奏楽部OB4人が、「ファンキーなホーンバンドを作ろう」と意気投合した。翌年早々メンバーを募集し、バンドを結成。以来、入れ替わりもあったが、その時に加わったテナーサックスの島治之さん、パーカッションの上野山浩司さんは第1回ライブから続くメンバーだ。

 曲は、東京スカパラダイスオーケストラやビッグホーンズビーなどホーンバンドのカバーを皮切りに、徐々にオリジナルを増やしていく。2010年ごろからはアニメソングも盛り込み、公園や駅地下など野外ライブでは、子どもたちに大人気。特に、四季の郷で開かれていたたけのこ祭りでは、出演を機に『たけのこまんのうた』を作ったほどだ。

 また、20年の25周年時には、オリジナル6曲入りCD『ウィー・アー・ジェットトーンズ』を制作。メンバーの思いを1枚に詰め込んだ。

 ライブは当初年4〜5回開いてきたが、コロナ禍以降は年1〜2回。渕上さんは「『無理せず楽しく』が長く続いた秘けつかな」と明かし、「これからもグルーヴ感あふれるライブを続けたい」と意気込んでいる。

結成30周年記念ライブ

 3月9日㊐午後7時、和歌山市北新のオールドタイム。ゲストボーカルにAkiさん、Shokoさん、ボビー松本さんら。1500円。希望者はバンドHPから予約。

(ニュース和歌山/2025年2月15日更新)