県庁でeスポーツ大会

 「ゲームを通じ、県内企業同士がつながるきっかけを」と和歌山eスポーツ連合が2月15日、和歌山市の県庁南別館で企業交流戦を実施。対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター6』で、し烈な戦いを繰り広げた。昨年6月、10月に続き今回がファイナル。同連合の谷本翔太代表は「過去2回よりもレベルが上がり、見応え抜群でした」と喜ぶ。

   試合前に名刺交換

 参加企業はコワーキングスペース運営、IT、介護、県、和歌山市など12社11チーム。

 初めにエキシビジョンとして、岸本周平知事ときいちゃんが対戦。事前に特訓してきた知事がきいちゃんを圧倒し、約70人が訪れた会場を盛り上げた。

 続く試合は、まず名刺交換からスタート。大事な〝行事〟のひとつで、それぞれ自己紹介しながら手渡し合った。

きいちゃんと対戦する岸本知事(手前右)

 優勝は、IT関連のオメロイドとリスポーンの合同チーム。メンバーの和田皓翔さんは「システムエンジニアという仕事柄、社外の人との出会いがあまりないので、交流できるのはありがたい。仲間が強かったおかげで優勝できた」と満面の笑みを浮かべていた。

 谷本代表は「参加者を増やすために他のゲームを加えることを検討中。和歌山をさらに盛り上げる何かがこのイベントから生まれればうれしい」と熱を込めている。

(ニュース和歌山/2025年2月22日更新)